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東京の靴学校・靴の教室「靴の自作工房」 hiro

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本来、オ−ダ−靴の履き心地は靴が出来上がるまで分りません。
「果たして、本当に足に合うものが出来るのだろうか?」 オーダーする側にとっては、履き心地も分らないままでは不安が付きまとい、オーダーそのものを躊躇されることも多いのではないでしょうか。 

履き心地を第一に考えている当工房としては、市販の靴とは履き心地も違うのだとお客様にまず理解していただくのがとても大切だと考えました。そのためには、 どんな履き心地?をまず最初に試して戴くのが一番よい方法ではないかと考えたのです。
多くの試行錯誤を重ね、このような試し履き靴を用意しました。
しかし、この靴はお客様に履き心地を知っていただくだけにはとどまらない多くのメリットがありました。
これを履いていただくと、今まで以上に足の状態を詳細に理解することができたのです。これは履き心地を考えて靴を作る者にとって本当に嬉しい発見でした。

そして2010年1月に第1回目の代官山のイベント「靴コンシェルジュ」履き試し会(詳しくは下記)で試着靴を用い、多くの方の「靴が足に合わない理由」をお客様と見つけることが出来ました。 以来、試し履きしてくださった方の多くに履き心地を実感していただくこともできました。イベントでも工房でも、その場で販売する靴は置いていないのですが、結果的に大変履き心地を気に入っていただき、ご注文いただくケースも多くありました。これも嬉しい驚きでした。

このイベントでは、足に合う靴を求めていらっしゃる方のいろいろな声を聞かせていただき、新しい発見も学ぶことも沢山ありました。


工房にはいろいろな方が訪れます。足に合う靴が欲しいとあちこちにオーダーしたものの納得いかず、ここへたどり着かれる方、あるいは、外反母趾で永い間パンプスは履けなかったけれど、ここでなら自分に合うものが出来るんじゃないか、しかも自分で作ってみたいと趣味コースに参加される方、さらに履き心地をもっと追求したいとプロ向けの靴作りコースを目指される方など。ほんとうに様々です。いずれも、市販のパンプスの履き心地に納得いかないことがきっかけです。こういった方の求めていらっしゃる履き心地を追求するには、これからも多くの方の声をお聞きしていかなくては、と考えています。

このイベントの機会と経験に感謝し、これからもより多くの方にご自身の足を理解し、靴への悩みを解消してもらえたらという思いを、あらためて強くしています。
興味をお持ちの方はどうぞ、試したら注文しなくては!などと窮屈に思わず、とりあえず気軽に、どんな履き心地?と試しにお出でいただければ幸です。

試し履き靴
  の特徴

基本的に、「市販されている既製靴では合わない」、「合っていないかも」という方を対象とした設計の木型を基に、準備した靴です。 ※「足に合わない」とは?

様々な工夫が施されていますが、市販靴との違いが一番顕著に表れているのは、足裏のカ−ブが市販の既製靴とは根本的に違っているところです。

20歳台から40歳台の方の多くは、踵の骨が昔と違い長めになっている傾向があります。これが、現在市販されている既製パンプスの傾斜角度とは違った様相を示しており、この事が原因で靴底に接地するのは踵と親指の付け根周りだけという状態になってしまいがち。結果、足が前に滑りやすく、前に滑ると踵は脱げ易くなり、また履いていて疲れやすく、長時間はいていることが苦痛になってきます。

工房の試着靴は、この、靴底面の傾斜角度を根本的に見直し、新たに設計された木型を基準サイズとすることで、市販の靴では合わない方へ、足に合う履き心地を追求しています。


今年(2010年1月に)開催した代官山のスナップ写真はこちら。

靴・コンシェルジュ〜貴方の足と靴を結ぶ〜

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